結婚?しきたり?必然?
こんばんは、久しぶりのわかばです。
今日は、実家に来ています。
家族の、結婚式のために。
あー、こういう時期が来るとやっぱり、
「次はわかばの番だな」
「彼女はいるんだろ?」
「いつ結婚するんだ?」と、
ごくごく当たり前のように言われ続け、
親戚の中でも未婚者は僕だけ、な状態。
兄弟も親戚も、結婚していて子供もできて、幸せそう。
な中で、僕は甥っ子姪っ子をかわいがって・・・。
とってもかわいい子達なんだけど、なついてくれて
とーっても「おじさん」はうれしいのだけど、
どことなくその環境が僕を締め付けてくるわけで。
普段は、
「どーせ結婚しないし!気楽だし!大丈夫だし!」と思えても、
いざ目の当たりにして、そんな発言を集中砲火されると、
つらいものだなぁ、と実感。
結婚?そりゃできるものならしたいですよ。
親や家族に感謝の言葉を伝えられる機会なんてそんなにないです。
でも、僕は同性愛者で、HIV感染者。
HIV感染が恋愛できない理由じゃない!っていう意見もあります。
僕もそう思いたいですし、思っているつもりです。
でも、そんな簡単なことじゃない。
結婚だって法的にはまだまだ認められていない国。
HIVを理解してくれて結婚同然の暮らしをしてくれる人なんて
出会いから探してたらいつ見つかることやら。
そして、それがたとえそうだったとして
みんなのように暖かく祝福してもらえることかどうか。
つまらない文章になってしまうけど、
きっと誰にも認められなくても二人がよければ、と
もしそうなったら思うだろうし、
きっと母親くらいは認めてくれるんだろう。
でもどうしても、自分勝手に同性愛者で、HIV感染者に
なっているのだけれど、
みんなにあれほどまでに暖かく迎えてもらって、
祝ってもらって、なんて姿を見てしまったら
心の中で不安な気持ちは募ってしまう。
あー、帰りたい。
そんな、一日。今日一日。
わかば。