僕が僕であるために。~HIVと生きる~

2015年3月20日、僕はHIVを宣告されました。右も左も分からない僕が僕の気持ちを整理するブログです。wakaba.hiv@gmail.com お気軽に。

結婚?しきたり?必然?

こんばんは、久しぶりのわかばです。

 

今日は、実家に来ています。

家族の、結婚式のために。

 

あー、こういう時期が来るとやっぱり、

「次はわかばの番だな」

「彼女はいるんだろ?」

「いつ結婚するんだ?」と、

 

ごくごく当たり前のように言われ続け、

親戚の中でも未婚者は僕だけ、な状態。

 

兄弟も親戚も、結婚していて子供もできて、幸せそう。

な中で、僕は甥っ子姪っ子をかわいがって・・・。

とってもかわいい子達なんだけど、なついてくれて

とーっても「おじさん」はうれしいのだけど、

どことなくその環境が僕を締め付けてくるわけで。

 

普段は、

「どーせ結婚しないし!気楽だし!大丈夫だし!」と思えても、

いざ目の当たりにして、そんな発言を集中砲火されると、

つらいものだなぁ、と実感。

 

結婚?そりゃできるものならしたいですよ。

親や家族に感謝の言葉を伝えられる機会なんてそんなにないです。

 

でも、僕は同性愛者で、HIV感染者。

HIV感染が恋愛できない理由じゃない!っていう意見もあります。

僕もそう思いたいですし、思っているつもりです。

 

でも、そんな簡単なことじゃない。

 

結婚だって法的にはまだまだ認められていない国。

HIVを理解してくれて結婚同然の暮らしをしてくれる人なんて

出会いから探してたらいつ見つかることやら。

 

そして、それがたとえそうだったとして

みんなのように暖かく祝福してもらえることかどうか。

 

つまらない文章になってしまうけど、

きっと誰にも認められなくても二人がよければ、と

もしそうなったら思うだろうし、

きっと母親くらいは認めてくれるんだろう。

 

でもどうしても、自分勝手に同性愛者で、HIV感染者に

なっているのだけれど、

みんなにあれほどまでに暖かく迎えてもらって、

祝ってもらって、なんて姿を見てしまったら

心の中で不安な気持ちは募ってしまう。

 

あー、帰りたい。

そんな、一日。今日一日。

 

わかば

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