HIVって怖い病気?HIVかなって思ったら
また熟睡できなくて早朝からじいちゃんの如く目が覚めたわかばです。
仕事が不定休(平日だったり休日だったり、ちゃんと休めてるんだけど)なので、仕事以外の時間は家でパソコンをするくらいしかやる事がありません。
もっとも、資格取得しようとか目指して本は買ったのだけれど、
そんなやる気もまだ起きないわけで。
自分自身のやってきてしまったこととこれからの事を理解したいと思って、関連のサイトを見て回っているのだけれど、ふと思ったんです。
HIVって、怖い病気なのか?
HIVのサポートサイト(いわゆる感染疑い・感染者が見るサイト)には、
「HIVは死なない病気、薬さえのめば・・・支援もあるよ」と記述。
HIV予防サイト(いわゆる健常者向けのサイト)には、
「HIVは最悪死にいたる怖い怖い免疫不全」と記述。
これはきっと、なる前の人には警告をして、なった人には安心させる意図があるのだけれど、どっちも見てしまうと、HIVが怖い病気なのか、そうでないのか分からなくなってしまうんですよね。
まぁ、怖い病気であることには間違いない。(断言)
僕はその症状か、ストレスからか全身ツルツルだったお肌が荒れ、
おぞましいくらいの痒みに襲われるわ、扁桃腺腫れて熱出るわで
既になんとなくその「罰」を受け初めているのだけれど・・・
Yahoo!知恵袋 なんかを見ていると
「生でセックスしちゃいました、HIV感染でしょうか」
なんて質問が並ぶ。
HIV=怖い病気 という発想が先行して、意味のない質問を投稿してるんでしょうか・・・
これだけはもう、ほかの知識者の見解を求めるのではなく、
検査に行くこと
これに尽きるんだと思います。
僕も、心配で心配でたまらなくなって、検査で発覚したわけだけど、検査をしないと何も出てこないし、本を開いて分かるものでもありません。
そのうち、僕の今までのセックスライフなんてのも書いてみるといいのかなとも思うけど、よくよく考えてみると、
つまり僕がしてきた人の中にHIV感染者の人がいたってこと。
防ぐ努力が欠けてた自分と、それを伝えることが欠けてた相手の生んだこと。
意外と、HIVは身近に潜んでるんだなぁ・・・
今日からまたお仕事だー。
のんびり、笑顔振りまいてきます。笑
初診。ドキドキな長旅。
ちょっと更新まで時間が空いていました。
申し訳ありません。病院のあと、そのまま夜勤続きで、やっとの休日。
ゴミ出しして、ちょっとしたら洗濯でもしようかな・・・
お部屋の掃除もしなきゃです。
最近、色々とやる気が湧かなくなってきて、家がゴミ屋敷・・・笑
さて、病院いってきました。
所要時間片道2時間半。予定より1時間以上早く着いてしまい、
付近を散歩してみるも、そこもど田舎だから工場か畑しかない・・・。
病院について、インフォメーションで「ソーシャルワーカー」の方を呼ぶ。やさしそうな女性だ。
そこから、初診のカルテ作りや診察、採血まで通常と違い実際に受付に行くことなく、座って待って、ワーカーの人がやってくれる。
プライバシーの保護の一環とのこと。
確かに、僕にはHIVを名乗ってカウンターに行く勇気はちょっと…
ではあるものの、カウンターを見ていると地味に視線がやっぱり痛い。
診察は、本来担当医の診断日にくるんだけど、事情が事情なので、と特別に診断日外にやってくれた。
そこでは、HIVに関する知識がどのくらいあるのか、性交渉について、今後の診察・治療過程を先生とお話。
この病院では、50人以上のHIV患者を診ているとのこと。
驚いたのは、今後の流れについて。
あんまりHIVの実感も少なく、今後の見通しが真っ白な僕にとって、衝撃だった。
「じゃぁ、今日の採血と、来月の採血の結果を元に、早速障害者手帳の発給申請をして、投薬に向けて準備をしましょう。そのほうが治療費も安く済むし、今はCD4等の数値を基準まで待つことを優先するより、治療を優先する方向に変わってきているからね」
と。
ネットや資料で知識は少しつけてみたものの、全然足りなかった。
障害者手帳。こんなワードがいきなり飛び出すなんて。
その後、9本の採血とレントゲンをとり、ソーシャルワーカーとの面談へ。
ふらっふらです。ふらっふら。
ゆっくり話を聞いてくれて、障害者手帳発給後の諸々の制度や、控除申請の話など。
そして、お会計。
当初予約電話で、「初診は5~6000円あれば足りますねー」といわれていたので、余分にと思って1万円くらい持っていったのだが、
この病院、計算がものすごく遅く、待ち時間は1時間20分。
出てきた金額、12670円。
「えっ?」
5~6000円って言われてたから持ち合わせが足りない旨、急ぎでクレジットカードを忘れてしまった旨を伝え、なんとか後日振込みで6270円だけ支払うということで終わった。
すっごくヒヤヒヤしたし、若干ソーシャルワーカーを恨みつつ・・・
次回はちゃんと余分に持っていこう。
会計時は、もうソーシャルワーカーの人はいなかったから、何も言えなかったけど、やっぱりお金は大事だなーと思う。
母親に月の給料を全て管理任せて、毎月定額のお小遣い制で一人暮らしをしているから、余分なんてないし。僕も支払い多いし。残りは母親にあげてるし・・・
先が思いやられる、初診でした。。。
保健所検査の流れ~自業自得~
すべてが、真っ白になった。
目の前の現実を、淡々と受け止めながらも、何も考えられなくなった。
・・・・・・・
午前に検査、午後に結果。
午後、指定の時間の10分前に待合室にいたら、ほかの人が続々と入室していく。
時間前にズカズカ入る自信なんてないから、じっと待っていた。
ほかの人は、ものの30秒もしないうちに帰っていく。
ふと、その人たちをドアまで見送る保健所の方と目が合った。
採血のときや、電話予約のときに優しく接してくれたお姉さん。
笑顔のまま、
「早いですね~、ちょっと待ってて下さいね、すぐ案内しますから」
といって一旦事務室に消えていく。
ただでさえ、HIV検査なんて陽性なんじゃないかそうなんじゃないかなんて落ち着いていない心持ち。
何にも無ければ「なんにもないから帰っていいですよー」って言うよなぁとか、ネガティブな事を考えてしまう。
そして、部屋に通される。
応接スペース。
腰を掛けようと思ったら、後ろから
「こんにちは」
と軽やかに挨拶をしてくれたおじさんがいた。こちらも優しそうなおじさん。
「はじめまして。保健所のセンター長の○○です、ご一緒させてくださいね」
あー、そっか。と、心の中で気づいてしまった。
すべてが、真っ白になった。
目の前の現実を、淡々と受け止めながらも、何も考えられなくなった。
そのとき、お姉さんとセンター長が話してくれた事は以下のとおり。
・スクリーニング検査で陽性判断が出た。
・より正確な検査をするために、1日時間がほしい。
・まれに、偽陽性となる人がいる。
・万が一、陽性だったとしても安心してほしい。今の医療技術の進歩で、HIV、エイズで寿命が短くなったり、死を恐れる病気ではなくなった。
・薬さえ飲めば、問題ない。
・万一、陽性だった場合は保健所から拠点病院を紹介したい。
話を聞きながら、理解はしていたつもりだけど心の中は真っ白。
心の中で「あー、そっかー、終わったかー、自業自得だよなー、あー、そっかー」
の繰り返し。涙も出なかった。
センター長は、ずっとお話していたいくらい、親身に話を聞いてくれた。
次の日(3月20日)は、会社へは「病院に行く」と嘘をついて1時間掛けて、また保健所へ。
予定時間の30分前。応接室で待ち合わせてたけど、センター長は玄関で待っていてくれてた。
応接室で結果データを見ながら、再度自分がHIV陽性であることを再認識。
拠点病院への紹介状を受け取って、自分がHIVであるという看板を背負いながら、岐路についた。
涙なんて、家でも全然でなかった。
心の中で、わかっていたのかな・・・
今まで、性病にかかったことはある。だから、不注意が続けばHIVにだってなり得ることも分かっていた。
「自業自得」僕の中では、この言葉に尽きるんだと思ってる。
分かりにくい文章力…改めねば。