僕が僕であるために。~HIVと生きる~

2015年3月20日、僕はHIVを宣告されました。右も左も分からない僕が僕の気持ちを整理するブログです。wakaba.hiv@gmail.com お気軽に。

初診。ドキドキな長旅。

ちょっと更新まで時間が空いていました。

申し訳ありません。病院のあと、そのまま夜勤続きで、やっとの休日。

ゴミ出しして、ちょっとしたら洗濯でもしようかな・・・

お部屋の掃除もしなきゃです。

最近、色々とやる気が湧かなくなってきて、家がゴミ屋敷・・・笑

 

さて、病院いってきました。

所要時間片道2時間半。予定より1時間以上早く着いてしまい、

付近を散歩してみるも、そこもど田舎だから工場か畑しかない・・・。

 

病院について、インフォメーションで「ソーシャルワーカー」の方を呼ぶ。やさしそうな女性だ。

ソーシャルワーカー - Wikipedia

 

そこから、初診のカルテ作りや診察、採血まで通常と違い実際に受付に行くことなく、座って待って、ワーカーの人がやってくれる。

プライバシーの保護の一環とのこと。

確かに、僕にはHIVを名乗ってカウンターに行く勇気はちょっと…

ではあるものの、カウンターを見ていると地味に視線がやっぱり痛い。

 

診察は、本来担当医の診断日にくるんだけど、事情が事情なので、と特別に診断日外にやってくれた。

そこでは、HIVに関する知識がどのくらいあるのか、性交渉について、今後の診察・治療過程を先生とお話。

この病院では、50人以上のHIV患者を診ているとのこと。

 

驚いたのは、今後の流れについて。

あんまりHIVの実感も少なく、今後の見通しが真っ白な僕にとって、衝撃だった。

「じゃぁ、今日の採血と、来月の採血の結果を元に、早速障害者手帳の発給申請をして、投薬に向けて準備をしましょう。そのほうが治療費も安く済むし、今はCD4等の数値を基準まで待つことを優先するより、治療を優先する方向に変わってきているからね」

と。

ネットや資料で知識は少しつけてみたものの、全然足りなかった。

障害者手帳。こんなワードがいきなり飛び出すなんて。

 

その後、9本の採血とレントゲンをとり、ソーシャルワーカーとの面談へ。

ふらっふらです。ふらっふら。

ゆっくり話を聞いてくれて、障害者手帳発給後の諸々の制度や、控除申請の話など。

 

そして、お会計。

当初予約電話で、「初診は5~6000円あれば足りますねー」といわれていたので、余分にと思って1万円くらい持っていったのだが、

この病院、計算がものすごく遅く、待ち時間は1時間20分。

出てきた金額、12670円。

 

「えっ?」

 

5~6000円って言われてたから持ち合わせが足りない旨、急ぎでクレジットカードを忘れてしまった旨を伝え、なんとか後日振込みで6270円だけ支払うということで終わった。

すっごくヒヤヒヤしたし、若干ソーシャルワーカーを恨みつつ・・・

次回はちゃんと余分に持っていこう。

会計時は、もうソーシャルワーカーの人はいなかったから、何も言えなかったけど、やっぱりお金は大事だなーと思う。

 

母親に月の給料を全て管理任せて、毎月定額のお小遣い制で一人暮らしをしているから、余分なんてないし。僕も支払い多いし。残りは母親にあげてるし・・・

 

先が思いやられる、初診でした。。。